CFP資格審査試験
CFPになるためには、CFP資格審査試験に合格しなくてはなりません。
この試験は、AFPになるための2級FP技能検定とは違い、日本FP協会で試験を受けます。現在は、年に2回の試験が行われています。

CFP資格審査試験を受験するためには、AFPの資格を持っているか、もしくは協会が指定した大学院等での所定の過程修了者です。
試験第1日目においては20歳未満の人には受験資格がありません。
試験は、2日間に分けて行われます。
第1日目が、金融資産運用設計、不動産運用設計、ライフプランイング・リタイアメントプラニングの3科目です。
第2日目は、リスクと保険、タックス・プラニング、相続・事業承継設計の3科目。
試験時間は各2時間です。
合計6科目の合格でCFPの試験の合格となります。
1科目だけの受験でも、6科目まとめて受験でもかまいません。
合格率で見ると科目別受験の方が、一度に全科目を受けて合格するよりも高くなっています。
科目別合格の場合は期限はありませんので、自分に合った受験方法を選ぶことが可能です。
ただし、CFP試験に全科目合格した日から起算して5年経過するまでにエントリー研修受講を修了しなければなりません。
CFP6科目合格した後、CFPエントリー研修を修了し、CFP試験合格前10年、または、合格後に5年
間の実務経験が3年以上あって、はじめてCFP資格が認定されます。
実務経験が3年未満の場合、CFP認定教育プログラムの、みなし実務研修で講義2時間につき実務経験1ヶ月と換算されて、実務経験の期間と計算することも可能です。