CFPに求められる「4つのE」
CFPの資格は4つの要件(4E)に基づいて日本FP協会のライセンス認定が行われています。ファイナンシャル・プランナー(FP)がファイナンシャル・プランニングを行う場合、顧客の家族の状況、資産状態などプライバシーに関わる情報が必要不可欠です。

それと同時に、プランは顧客の一生に関わる問題です。
ですからファイナンシャル・プランナーには高い職業的倫理観と深い自覚が常に要求されます。
そのため、ファイナンシャル・プランナーとして認定されるためには、4つのEが必要となるのです。では、4つのEとは何なのか、その4つを詳しく説明します。
教育(Education)
所定のFP教育カリキュラムの修了。資格の維持や更新には継続教育による所定の単位取得が必要です。
試験(Examination)
教育要件を満たし、学んだファイナンシャル・プランニングの内容を実際の場面で活用できるかどうか、その能力を評価します。試験の合格は、実務の遂行において必要なレベルに達している証明となります。
経験(Experience)
ファイナンシャル・プランナーには二つの実務経験が義務付けられています。。CFPの認定者となるためには、CFP資格審査試験の合格とともに、エントリー研修と3年以上の実務経験が必要とされています。
そして、CFP認定者には2年ごとの更新が義務付けられています。
倫理(Ethics)
教育、試験、経験の各要件を満たすと、日本FP協会が定める倫理規程の遵守に関する約定書に署名します。ファイナンシャル・プランナーは専門知識と同時に、高い職業的倫理観の保持と、業務上で知り得た顧客の資産や遺産などに関するが保守義務が絶対条件となります。