CFPと1級ファイナンシャル・プラニング(FP)技能士との違い
AFPと2級ファイナンシャル・プラニング(FP)技能士の違いは、簡単にいうと、AFPとして日本FP協会に登録したか、しないかです。

AFP資格審査試験を兼ねた2級FP技能検定試験に合格し、AFPとして日本FP協会に登録するとAFP&2級FP技能士となります。
もし、日本FP協会に登録しなければ、2級FP技能士のみとなるのです。
しかし、CFPと1級FP技能士は、CFPは日本FP協会の資格、1級FP技能士は金融財政事情研究会の資格であり、試験の内容も別です。
CFPは、CFP資格審査試験で6科目合格が必要ですが、1級FP技能検定では、学科試験と実技試験の二つの合格が必要です。
ただし、CFP資格保有者およびCFP全科目合格者は、1級FP技能検定の学科試験は免除されます。
1級FP技能検定の学科試験の受験資格は、2級FP技能検定の合格者、または5年以上の実務経験のある者。
あるいは、1年以上の実務経験がある金融渉外技能審査2級の合格者となります。
実務試験の受験資格は1級学科試験の合格者、1年以上の実務経験があるFP養成コース修了者、CFP資格保有者およびCFP全科目合格者です。
FP養成コースは、金融財政事情研究会が実施しています。
1級FP技能検定の実技試験は設例課題に基づく面接での口頭試験で、ファイナンシャル・プランナーとしての技能が審査されます。
試験は複数の審査委員と対面の口述試験となります。
実技試験は学科試験の合格発表の約6ヶ月後に行われます。
設例課題に基づく面接により、ファイナンシャル・プランナーに求められる技能を審査します。
1級FP技能士になるためには、CFPと同様、知識と共に、顧客に適切なアドバイスを提供できるかどうかが試されるのです。