ホームヘルパー2級課程とは

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ホームヘルパー2級課程とは

少子高齢化が急激に進む現代社会では、介護に関する資格のホームヘルパー資格を取得する人は年々増加しています。

この資格には実は資格試験というものはなく、特定の決まった講習を修了すれば資格を取得することができる資格になります。

このホームヘルパーの資格には容易な方から3級~1級の3種類の課程がありますが、一般的にみるとほとんどの人が2級課程を取得しています。

介護について学ぶ入門編の3級に対し、2級では介護サービスについての専門的な技術・知識を学ぶことになります。2級ではホームヘルパーとして実際に働くための基本的な知識を習得することが可能です。

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2級の講習は、講義58時間、実技講習42時間、実習30時間で、合計130時間になります。

この時間は3級の講習時間の倍以上の時間になり、最も多いパターンが3ヶ月程度の時間をかけて修了する人ですが、中には半年から1年をかけて修了する人もいます。

自治体の中にはさらに短気集中コースを設けているところもあり、約1ヶ月で取得できる講座もあるようです。

この講座ですが、具体的な内容を紹介しますと、もちろんですが介護に関する基本的な知識や介護方法を学ぶ他に、

  1. 老人福祉や障害児・者の制度とサービスに関する講義
  2. 障害や病気に対する理解
  3. 要介護者の家族への理解

など、ホームヘルプサービスに関するありとあらゆる事柄をじっくりと学ぶことになります。

さらに実技に関する講習においては、講習生お互いを要介護者(利用者)にみたてることで現場に即した介護技術を勉強したり、サービス介護計画の作成・記録の方法、仕事の報告の仕方なども実際に行うことで、実際の現場での活動や仕事の具体的な方法について学んでいきます。

実習では、実際に介護施設を訪問することで介護現場を実際に学ぶことになりますよ。
2級を受ける際に、すでに3級を取得している方は免除される科目もいくつかあるので、2級の講座を受講する前には念のため一度確認しておいたほうがいいでしょう。