ホームヘルパーのニーズは?

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ホームヘルパーのニーズは?

高齢化が急速に進む現代社会になるにつれて、介護福祉の仕事関係に就きたい、と考えている人も多くおられると思います。

介護福祉の仕事は何がありますか?と聞くとた、たいていの人はホームヘルパーを思い浮かべると思います。

この皆さんによく知られているホームヘルパーの資格は特定の資格試験がないため、比較的容易に取得できる資格になります。

しかし実際に念願のヘルパーの資格を取得しても、果たしてヘルパーとして働くことができるだろうかと心配になりませんか。

資格を取得した後に仕事をするには、ヘルパーを派遣する事業所に登録する方法が一般的かと思いますが、現実問題として登録後は果たしてどれくらい仕事があるのでしょうか。
ちまたの募集などを見てみますと、ヘルパーの募集は結構多いのですが、よく内容を見てみますと、実は新人ヘルパーにはそれほど依頼は多くないのが実情です。

どんなに一生懸命勉強して念願の資格を取得したとしても、ヘルパーという仕事は実務経験が重要視される仕事なのです。

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仕事の流れとしては、最初のうちは経験が豊かなベテランヘルパーのアシスタントのような仕事をすることから始まって、経験をつんできて現場に慣れてきてから少しずつ仕事内容が高度なものになっていく、といった流れが多いと思われます。

ですから、最初からバリバリ現場で働こう、という考えをひとまずおいて、最初は勉強をさせてもらっているつもりで、慣れてきたら徐所に仕事量を増やしていくつもりぐらいでいきましょう。

利用者さんなどの介護を必要とする人がヘルパーさんの介護を求める時間帯は、ほとんど同じなので朝食や夕食などの短い時間帯に集中してしまいます。

そのような特殊な事情があるため、事業所側はできるだけ多くのヘルパーを事前に登録しておいて、朝食や夕食などの忙しい時間帯には多くのヘルパーを派遣することで対応しています。

1つの事業所のみ登録しているホームヘルパーさんの中には、忙しい時間帯の朝と夕方のそれぞれ2時間のみ仕事をしている人もいます。

ですから、できるだけ1日8時間フルに働きたい、という希望の人は、1つの事業所だけでなく2つ以上の事業所に登録しておくといいでしょう。

さらにまじめに仕事をして、経験を積んでいくと徐々に、固定の利用者がつくようになるものです。

このような固定の利用者(いわばお得意さん)がつけば、収入もだんだん安定したものになってくるでしょう。

ですから初めは仕事がなくて当たり前くらいの気持ちであせらず、じっくり地道に頑張っていきましょう。