ビタミンC
紫外線(UV)対策は、その「予防」も大切ですが、それと同様に、もし日焼けをしてしまった場合の後の対策も重要です。
日焼けは、やけどと同じですから、それ以上はとにかく、紫外線(UV)に当てないようにし、ぬれたタオルなどで冷やします。それから日焼けの治療には、副腎皮質ホルモン軟膏を薄く塗ると炎症を抑えるのに効果があります。それに、ビタミンCを内服することにより、色素沈着を防ぐのに効果があるといわれています。
日常的にサプリメントなどでビタミンCを摂取することを心がけている方もいらっしゃるでしょう。しかし、やはり栄養は食べ物から取る、というのを基本と考えたうえで、どうしても不足を補うために薬剤を用いるようにしてはどうでしょう。
食品でビタミンCを多く含むものは、主に野菜で、ピーマンやブロッコリー、メキャベツ、菜の花が上位を占めます。果物の甘柿やイチゴもビタミンC豊富です。意識的にこれらの野菜や果物を多くとるようにしましょう。
また、人間の身体は、ストレスがかかると、ビタミンCが多く消費されるといわれています。それはストレスによって、副腎皮質ホルモンの分泌が高まるために、多くビタミンCが消費されるのです。
そのために、ストレスがたまらないように肉体的にも精神的にもゆったりと構え、新鮮な野菜を、いろいろな調理の仕方でおいしく食べたいものです。生野菜だけだとなかなか量をとれませんが。ブロッコリーは、蒸したり、ゆでたりしても美味しいですし、シチューなどに入れても抜群です!