結婚に関するトラブル(離婚、熟年離婚、財産、養育費)羅針盤

熟年離婚の理想と現実


最近、熟年離婚が増えているという傾向にある事をご存知でしたでしょうか?

殆どの場合、熟年離婚は妻側から夫側に離婚話を切り出して離婚すると言うケースが多いようです。
では、離婚をして自分の第二の新しい人生を送りたいという理想を描いている人が多いのでしょうか?

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妻側は、離婚を切り出すぐらいですから、きっと離婚をしたくて仕方がないのではないかと思うのですが、離婚をされた夫側の方を考えてみてみましょう。

ご主人にとってみれば、長年働いた会社を定年退職し、やっと仕事漬けだった毎日から解放されたところで、これから妻と第二の新しい人生をゆっくり歩いて行くんだと思っていた事でしょう。

しかし、その矢先になんと、思ってみなかった妻から捨てられてしまう訳ですから、その寂しさ・悔しさ・驚きは大変なものだと思います。

妻から離婚を言い渡されたその時は、冷静な判断ができず、強がってなのかカッとしてなのか「俺は知らんぞ」「勝手にしろ!」等といって強がっているご主人も多いと思うのですが、本当に離婚をしてみたらそんな強がりを言う相手もいないわけですから、日を追うごとにだんだんと寂しさが増してくるのではないかと思います。

一端そうなると、人は一人では何をする気が起きず、覇気も出ないので、家で塞いでいる事が多くなり、急に老けてしまう人もいると聞きます。そして、過去の楽しかった結婚生活を思い出す日々を送るようになるのです。

この話はちょっと極端かもしれませんが、本当に熟年離婚をしてみると夫側ももちろんですが、妻側も寂しいと思われる方もおられると思います。

結婚にも理想と現実がありますが、それと同じように、離婚後の生活にも理想と現実はあるのです。一概には言えませんが、二人の方が一人より一般的には何をするにも良いはずです。

離婚してから「しまった」と後悔する前に、一度離婚をする前によく考えてみて下さいね。

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