Webクリエイター能力認定試験
今の時代の先端を走る仕事を行っている職業といえば、クリエイターの資格を持っている人というイメージがわきませんか?
Webクリエイター能力試験の資格は、実際に2001年に開始された比較的新しい資格です。
民間資格となっていて、サーティファイ認定試験事務局が主催しています。
この認定試験で試されるのは、Webページを製作するためのHTMLファイルのコーテイング能力や、Webサイトを構築する技術や基本的なデザインです。
ちなみにプログラム用語を用いてプログラムを作成する事を、コーディングといいます。
受験資格も特に制限はなく、どの級からでも受験でき、試験は初級と上級の2つに分かれています。
ツールを利用せずに標準的なWebページを作成して、仕様書に基づいてテキストや素材をレイアウトし、操作のしやすさだけでなく、見た目もきれいなWebサイトを作る能力が、初級では求められます。
上級で求められる問題には、フォームの定義やフレームの認定、オブジェクトの埋め込み問題などがあり、クライアントの求める意図を理解し、どこまで快適なWebサイトを構築できるかが試されます。
初級も上級も、HTMLについての基礎知識を理解して、実践で役に立つ技術を確認する試験内容となっています。
Webクリエイターとして就職するのは、デザイン関係の事務所やWeb制作会社、他にはスクールのインストラクターとして働いている人が多いです。
Webクリエーターとして資格を持っていなくても、就職している人もいますが、スキルアップのために実践的に資格取得を目指す人や、フリーでいずれは仕事をしていきたいという人も資格取得を目指しているようです。
中にはテキストや過去の問題集を使って独学で合格する人もいますが、スクールに通い講座を受講する学習方法が堅実だと思われます。
クリエイター系の仕事には、この他にもPhotoshopクリエイター能力認定試験や、Illustratorクリエイター試験というのもあります。