消費生活アドバイザー
職業の中で、消費生活アドバイザーというのがあるのをご存知でしょうか。
「ああ、商品などの色々な苦情を届けるところですね」と思われた方、はい、その通りです。
消費者と企業のパイプ役として、消費者の方からの使用方法などの相談や苦情を聞いたり、消費者の望んでいる事の調査や把握をして、商品のサービス企業に関して品質管理の試験を行ったりするのが、消費生活アドバイザーです。
この資格を活かして企業に就職する場合は、新製品の開発のために、消費者の方の意見や考えを反映させる役割も担わなければなりません。
その他に、パンフレットを作成したり、商品の取扱説明書のチェックも仕事の一貫です。
また、必要な業務として市場調査なども含まれる場合もあります。
自治体などの消費者相談窓口のほか、一般企業に、消費生活アドバイザーの資格を持っている人は、就職する事もあります。
また行政の外郭団体やマスコミでバリバリ働いている人もいます。
常勤だけでなく、週2〜3回のパートでも働ける勤務形態もあるので、主婦の方に人気の資格でもあります。
女性の中でも主婦の方は商品の消費者としての代表でもあるので、女性や主婦の消費生活アドバイザーの就職を企業側も歓迎するところが多くなっています。
1次試験、2次試験に合格すると、この資格を取得する事が出来ます。
特に受験資格に関しての制限は設けてありません。
約17%という低い合格率の難しい試験で、経済や法律などを含む幅広い知識が必要です。
また、商品への興味と幅広い知識だけではなく、消費者の方の苦情などの話を聞く職業ですから、円滑に人間関係を築いてやっていける人格も重要になってきます。