スキー指導者
就職する際に、自分の好きな事や趣味を活かせたら、そんなに嬉しい事はありませんよね。
スキーは、老若男女に冬のスポーツとして人気が高いですが、スキー教室に通ってインストラクターから指導を受けた事のある方はどのくらいいるのでしょうか。
高いレベルまで滑る事が出来る方なら、スキーのインストラクターという仕事に就きたいと思った事もあるのではないでしょうか。
スキー指導者・準指導者の資格を持っているのがスキーインストラクターで、スキーのテクニックや基本の技術を指導するなど、楽しく安全に滑るためのマナーについても教えるのが仕事です。
スキー指導者は、面倒見がよく、人に教える事が好きで、生徒さんの怪我などにも俊敏に対応出来る事も必要で、スキーが上手いというだけではいけません。
また、季節を限定されている職業のため、収入は不安定です。
そのため、本業を一般企業で確保した上で、副業として冬になったら週末だけ非常勤インストラクターとして仕事をしている人がほとんどです。
収入面よりも、スキーが大好きで仕事に活かせる事に魅力を感じるという人が、スキー指導者として働く人には向いていると思います。
各都道府県連盟の主催する要請テストを終えて、バッジテスト1級に合格する事が、スキー準指導者になるための条件です。
そうすると、スキースクールでインストラクターのアシスタントの仕事が出来るので、自分のテクニックを上達させながらアシスタントをして、準指導者の試験を受ける人も多いようです。
指導員検定を受けるには、満2年の実務経験を持っていなければいけませんが、準指導員に合格したら、次は是非指導員を狙いたいですよね。
準指導員で約50%、指導員は約68%が、検定の合格率となっています。
バッジテスト1級に合格する方が、最初の壁かも知れませんね。
本業がスキー指導員ではないにしても、もともと大好きで趣味でもあるスキーの技術をそこまで高められたら素晴らしい事だと思います。