ファイナンシャルプランナーの資格・試験羅針盤

1級ファイナンシャルプランニング技能検定


1級ファイナンシャルプランニング技能検定は、ファイナンシャルプランナーとして一人前の証であると共に、ファイナンシャルプランナー国家試験の到達点と言えます。

それは、2級の比にはならないほどの難易度です。合格する確率は、学科試験では高い年でも2割に届かず、低い年だと3%程度です。

極めて狭き門で、100人受けて3人しか通らないのです。
その一方で、8割以上の合格率となっているのが実技試験で、非常に合格率が高いです。
ギャップがかなり大きいですね。

まだ試験が確立して日が浅いという事を、これは意味しています。
現状では学科試験の難易度の高さが際立っていますが、いずれは均等になるでしょう。

受験資格も、1級ともなるとかなり厳しくなっています。
ファイナンシャルプランナーとしての1年以上の実務が必要となり、尚且つ2級の資格に合格してなければいけません。

他の受験資格としては、実務を5年以上経験している人、厚生労働省認定金融渉外技能審査2級の合格者で、尚且つ実務経験が1年以上ある人となっています。

つまり、1年間は最低でも実務を行っていなければなりません。
受験資格は、既にプロと呼ばれている段階でなければないという事です。

最近では、保険や不動産の会社には欠かすことの出来ない人材となりつつあるのがファイナンシャルプランナーで、その地位はかなり上がってきています。

認知度が増していると共に、その一方では、厳しい目で見られる事になります。
2級の資格を例え持っていても、あまり良い顔をされない事もあるくらいです。

1級ならば、もちろんそのような事はありません。
1級の資格には、それだけでも大きな意味があります。
安心を提供する職業が、ファイナンシャルプランナーなのですから。

ブックマークする

最新記事

RSSで最新情報を見る