有機JASマークとは
有機JAS規格に基づき、生産・製造された農産物、加工食品、畜産物及び飼料に付けられます。
平成13年4月1日より、有機・オーガニックと表示ができるのは、この有機JASマークが付けられた有機農産物加工食品と有機農産物となりました。
有機農産物
- 原則として農薬・化学合成肥料を使用しないで作られた作物。
使用できる農薬や肥料使用は許可されたリストに記載されている物のみが可能。
- 作物の種苗には遺伝子組み換え由来のものを使用していないこと。
- 使用する田畑も種蒔き、植え付けの前2年以上(多年生作物の場合は、最初の収穫前3年以上)は禁止されている農薬・化学肥料を使用ていないこと。
有機加工食品
- 主とした原材料に、有機農産物・有機畜産物・有機加工食品を使用して作られたもの。
- 食品の加工時には、食品添加物や薬剤の使用をしていないもの。
- 食品加工の製造会において、薬剤によって汚染されないよう管理された工場で製造されたもの。
有機畜産物
- 飼料は主に有機農産物を与えていること。
- 飼育環境も野外への放牧など、ストレスを与えないなどの環境下で育てられていること。
- 飼育過程において病気の予防などの目的で抗生物質などをの薬剤を与えていないこと。
- どの飼育過程においても遺伝子組み換え技術を一切、取り入れていないこと。
有機JASマークは、
消費者が有機食品を選ぶ判断基準の大切な指標となります。
また、消費生活アドバイザーになるための講座などの受講により、このような専門知識を得られます。
学習内容を見ても分るとおり、消費生活アドバイザーは生活に直接関わる重要な資格と言えるでしょう。
さまざまな講座を受講し、消費生活アドバイザーとしてより深く、正確な知識を得て活躍できるよう頑張りましょう。