消費生活アドバイザー試験

消費生活アドバイザーの試験ついて詳しく解説していきます。

消費生活アドバイザー試験


消費生活アドバイザーの資格を得るには、年1回行われる試験に合格しなければなりません。試験は(財)日本産業協会が実施しています。

試験は1次試験と2次試験があり、1次試験合格者のみが2次試験を受けることができます。そして、2次試験を合格した人のうち消費者関連の仕事の経験のある人は経歴書を出すことで、実務経験のない人は研修を受けることで、晴れて消費生活アドバイザーとなれます。

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1次試験を合格し、2次試験が不合格となった人は、その翌年に限り1次試験免除となり、2次試験のみを受験する事が可能です。

1次試験は、選択問題による試験です。


第1時限は生活基礎知識の問題に80分、第2時限は、消費者問題と消費者のための行政・法律知識に対する問題に60分、第3時限は消費者のための経済知識問題で80分となっています。。

この3項目による1次試験の合格基準は原則として、平均正解率65%程度以上と言われています。

2次試験は、論文試験と面接試験です。


論文試験は、2時限に分けて行われ、1時限につき60分です。
1時限目は、消費者問題、行政知識、法律知識2問の4題の中から1つを自分で選び一つの論文にまとめます。
2時限目は、経済一般知識、企業経営一般知識、生活経済、地球環境問題・エネルギー需給の4題の中から1つを同様に選び論文として自分の考えをまとめます。

1つの論文につき800字以内です。目安としては最低でも600字は書いてください。合格基準は評価A~EのうちC以上が合格範囲とされています。

面接は、受験者1人に対して試験委員3人として、個人面接を行います。
こちらの合格基準は評価A~CのうちB以上が合格範囲です。

消費生活アドバイザーの合格を目指し、1次試験対策だけでなく、2次試験のための講座も開講されております。

試験であがらないよう、2次試験のための講座を受講して、面接試験の本番に備えると良いでしょう。

面接試験は場慣れもありますので、模擬試験や模擬面接など受講して、実際の試験では十分な実力を発揮して合格を目指しましょう。



消費生活アドバイザーの資格・仕事羅針盤について

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