ホームヘルパー試験と仕事 羅針盤

ホームヘルパー試験と仕事 羅針盤

HOME


ホームヘルパー試験と仕事 羅針盤へようこそ

このサイトでは、主にホームヘルパーの資格や試験・仕事について詳しく解説しています。ホームヘルパーの資格全般についても解説しています。



ホームヘルパーの仕事(身体介護・相談業務)


ホームヘルパーは介護福祉士のように、特別な資格試験を受けることなく取得すことができる資格になります。
ヘルパーの主な業務はヘルパーの名の通り身体介護になりますが、高齢者に障害があったり、何か特別な疾患があったりする利用者を介護する場合は、ヘルパーだけの判断だけではサービスを行うことが不可能なケースももちろん出てきます。
ilm17_ba02029-s.jpg
このような、特別な行為などを行う場合には、必ず医師・看護師の指示を仰いでから行わなければいけません。
このような場合には、事前にヘルパーのコーディネーターからの指示が与えられますので、必ずしっかり確認してから介護業務を行うようにしましょう。

ヘルパーが行う身体介護には、皆さんがイメージされる入浴・食事・排泄の介助などのような一般的な介護の他に、ポピュラーなものとして通院に関連する介護もあります。


都会や医療が充実している地域のように、自宅に医師が診察に来てくれる地域では手助けの必要ありませんが、通院しなければ診察を受けられない場合は、だれかが付き添って診察の手助けをする必要があります。

この付き添いは家族でもできる介護になりますが、独り暮らしなどで付き添いできる家族がいなかったり、付き添い以外に手助けが必要だったりする場合にはヘルパーが付き添い介助を行うことになります。

病院までの送迎はもちろんですが、診察の際に衣類を脱がなければならない時は、脱ぐのを手助けをしたり、受診後に受付で診察費を本人に代わって支払ったりといった事が想定されます。

利用者を外に出すということは、家の中での介護と違って、それだけ事故などの危険が増すということになるので、できるだけ回りの状況を確認しながら、細心の注意を払って介護・手助けをする必要があります。

その他、あまりイメージがわかないかもしれませんが、「相談業務」というものが、ヘルパーの業務の中にはありますよ。

この相談業務はその名の通り、利用者の身体上や生活上での相談を受けたり、具体的なアドバイスを行ったりする仕事です。

利用者の生活に普段から密着しているヘルパーだからこそ可能なお仕事ですね。

実は意外なことに、家族には気兼ねして相談しにくくても、ヘルパーさんには距離があるからかえって相談できる、という高齢者もいるんですよ。

このようにヘルパーの仕事は利用者の生活を向上させるためにも、とても大切なお仕事だと言えるでしょう。