栄養士の資格取得と職場
管理栄養士は栄養士の国家資格になり、様々な分野でも「食」に関する職業の中では唯一の国家資格になります。
管理栄養士は、どちらかというと男性より女性を中心に人気の職業ですが、国家試験の難易度は低くなく、最近の合格率は20%から30%台となっています。
管理栄養士を代表する職場の一つに病院があります。現在の管理栄養士はただ単に給食管理を行うのではありません。
医療分野でのチームメンバーの一員となって、患者の栄養指導や食事と栄養の管理などを行う役割があります。
さらに小中学校などの学校においては給食管理はもちろんの事、子供たちへ食に関する指導(食育)を行ったり、相談に応じる仕事等があります。
最近は「食育」という言葉をよく見かけるようになりましたが、学校や家庭における「食」の本来のあり方を指導し、子供たちが健やかに成長するように手助けする役割があります。
また、別な所では、福祉施設に勤務し、そこの入居者に合わせた給食管理・栄養管理とを行う役割もあります。
今は、介護施設や障害者施設では常勤の管理栄養士がいることが義務付けられています。
管理栄養士は、入所者それぞれの栄養状態を正確に把握し、一人一人の状態に合わせて栄養管理を行う役割を担っているのです。
さらには保健所などの地域の行政機関に勤務することで、地域における健康教育、食環境整備、栄養相談などの活動を行う役割もあります。
特に最近では健診制度が改正されて、新しい健診制度のもとで保健指導の役割を担うことになる管理栄養士という資格が注目を集めています。
この他にも管理栄養士の活躍の場は数多くあるのですが、生活者の「命」と関係が深い「食」のプロフェッショナルとして、今後さらに活躍の場が広くなる思っていいでしょう。
この非常に難関である管理栄養士国家試験の学習を進める途中でつらいときやきついときが必ずきます。そのときにお勧めなのが資格取得した後の自分の職場を想像することです。
ポイントはできるだけ具体的に想像してみることです。職場で自分がリーダーになって仕事をしている場面や、国家資格の証明書を受け取った場面などです。
具体的に想像することで、勉強がいやになったときの自分への強烈なモチベーションとなり、学習意欲の向上につながると確信します。(経験者 談)

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